Written by:Patricia Maclachlan
Series: Sarah, Plain and Tall No:2
Word Counts:10475 words
Level:Level3
「のっぽのサラ」邦訳も知られていると思います。
その第二巻。
旱魃に襲われた家族の生き様がよく描かれています。
小さなCalebと姉のAnneから見る、新しいお母さんサラとパパは
とてもつらそうで、サラは故郷の海を恋しがり、
水のない生活を嫌がって
帰ってしまうんじゃないかと心痛めます。
ご近所さんたちも去っていき、家族が別れ別れになって凌いでいるとき、
再び光が見えて...
表現がやさしいわりに、気持ちが痛いほど伝わってきて、
実際の表現にも登場する、パパの手紙の「行間を読む」のと同じように
読者も行間からただよう風景や気持ちを
自然とくみとれるような気がします。
どんなときでも希望を忘れないように、と
試練があっても大地とともに生きる、という強い信念が
伝わってきます。
2011/10/14
Skylark
ラベル: Level3, Sarah, Plain and Tall, 既読
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